工法紹介

乾式グルービング

乾式グルービング工法は、通常の路面切断に使用されている乾式路面切断技術をグルービングに応用することにより、一般道路・高速道路などでスリップ事故を未然に防ぐためのグルービング施工を行う技術です。

特徴

安全性

すべり抵抗性
グルービング施工をすることで、施工後の溝へのタイヤの食い込み作用により、すべり抵抗が確保されます。急なカーブや高速斜線、雨天時の路面におけるスリップ事故などに有効に作用します。また特にすべり抵抗性が確保できるのは薄雪状態の路面で、一般路面に対し約2.8倍のすべり抵抗性があります。

寒冷地域の路面凍結抑制とスリップ防止対策
一般の路面に比べ、グルービング施工した路面では路面温度の上昇が高く、寒冷地での凍結防止効果、積雪防止効果が得られます。特に日照時間帯での路面温度の上昇が高くなり、融雪効果を得ることができます。
また、路面の凍結が予想される箇所で、防止策として一般的なのが塩化カルシウムなどの薬剤散布です。グルービング施工後の路面では、車両通過時も薬剤の一部が溝に残留するため、融雪効果をより長く保つことが可能です。

経済性

粉塵の再利用
乾式グルービング工法で施工することで、施工中に出る粉塵だけを集めることができます。その粉塵をアスファルトコンクリート用フィラーの代替え品として使用することができます。廃材として出た粉塵を再利用できるので、施工後の廃材処理コスト等の削減ができます。

環境エリアの縮小
乾式グルービングマシンにより切削・冷却・集塵まで行うため、広い作業スペースは必要なく少人数でも効率よく作業ができます。

縮小設備の簡素化
機材搬入から施工・仕上げまで、設備を大幅に削減。各工程で作業時間を短縮しトータルに施工効率をアップさせました。

作業効率の向上
作業の準備から後処理までの工程が簡素化されますので、施工に関わる作業を同時に行えます。

環境への配慮

走行音の吸収
グルービング施工された道路において、グルービング溝が走行中のタイヤと路面の摩擦音を吸収し、騒音被害を緩和します。

エコロジーを極めた工法
環境に配慮することは常識となっている現状で、産業廃棄物、資源問題、自然に対する影響などを特に念頭におき、できる限り環境にやさしく、資源を大切にする観点から考えられた工法、それが乾式グルービング工法です。効率的で、現場環境に配慮したクリーンなグルービング施工を実現できます。